ただならぬ妄想と畑のニンジン(^^)

座右の銘

 

この間、転職の面接で答えに詰まった質問があった。

 

「あなたの座右の銘はなんですか。」

 

座右の銘とは、

常に自分の心に留めておいて、戒めや励ましとする言葉のことである。まあ生き方とも言えるだろう。

 

これには困ってしまった。

 

考えたことがなかったからだ。

 

よくことわざや慣用句を座右の銘にしている人が多いことだけは知っている。

 

友人のをパクろうとしたが、

 

私の友人のニート

「果報は寝て待て」

という座右の銘で1日16時間くらい寝ている。

 

私の友人のデキる男は

「ゴムはつけない」

という座右の銘でデキ婚した。

座右の銘なのかこれは。

 

兎に角全く参考にならない。

 

詰まっていると、

「何もないのですか?」

 

面接官がニヤニヤしている。

 

こいつは自分というものを持っていないのだ。

 

ただ流され、転職活動をしているのだな。

 

小馬鹿にした顔で私を見下ろした。

 

お互い座ってるのに見下ろすなんて貴方はなんて座高が高い短足なのでしょうと言いたかった。

 

だがここは面接。

 

圧倒的にこちらが不利な状況である。

 

なんとか答えをひねり出す必要がある。

 

私は精一杯顔を上げ、(座高が高いため)

 

「置かれた場所で、咲きなさい。ですかね。」

 

最近読んだ本のタイトルである。

 

 

置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい

 

 



 

 

 

しまった。

じゃあお前なんで転職活動してるんですか?今の会社で咲きなさいと。

 

あーもうこれ、

絶対落ちたじゃないですか。

 

つうかなんで座右の銘とか聞くんですか?

 

そんなものが必要あるんですか?

 

そんなものでかっこつけて、自分から自由を奪っていませんか?

 

臨機応変に生き方を変えてはダメなのですか?

 

自我を持たず、流されて生きていく、

まるでタンポポの綿毛のように自由に…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、

タンポポは咲いて、綿毛となり移動し、新たな場所でまた咲く…

 

 

これだ…

 

 

 

 

 

 

 

私「私はタンポポです。今の会社で咲いたので、次は御社で咲きます。」

 

 

 

 

 

 

 

勝った。やはりモノは言い様だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

短足「では弊社で咲いたらどちらに綿毛を飛ばすのですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私「あへぇ…あの、咲いた後も、あの、会社で大変な風が吹いても綿毛が飛ばないようにして…その…その場でたくさん咲き誇ります…まるでタンポポ畑みたいに…というか、えっと、その、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御社を志望致します

 

 

 

 

 

落ちました。