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森の愉快なウコン達

くだらねえ日常

人生で一番キレた日

 

私は滅多に腹を立てる事も無いし、大声で怒鳴る事もしない。

 

もちろんイラっとする事は多々ある。

でもそれを顔に出したり、ましては怒鳴る事などない。

顔に出したり、怒鳴ったりしたところでそのイラつきが解消されるわけでは無いからだ。

 

 

と、書きながらふと思ったが、

あったわ。ブチ切れて怒鳴った事あったわ。超最近だわ。

 

会社での事だ。

私は業務に追われていて、頼まれていた仕事を後回しにしていた。

 

「おーい、お前頼んだ〇〇の件どうなった?」

 

「あ、ごめんまだやって無い」

 

 

 

「はあ??ふざけんなよコラア!!!

控えめに言って使えねえなあ!!

怒鳴るぞコラア!!!」

 

 

 

 

まず、このキレに対して言いたい事は、

①なぜ控えめに言ったのか

怒鳴るぞコラア!!!←既に怒鳴ってるだろ

 

という事だ。

 

「控えめに言って最高」という言葉が流行りなのか、最近よく耳にする。

インスタグラムに京都の写真を載せて「控えめに言って最高でした」

と投稿する。

控えめに言っても最高なのだから、おそらく

「私のちっぽけな脳に蓄積されている貧相な語彙力ではとても表現出来ないくらい最高でした」

という事なのだろう。

 

それはいいとして、今なぜ使うのか。

仮に控えめに言わなければ、どんな汚い言葉を吐くのか単純に気になったので、

 

「試しに控えないで言ってみて」

 

と返したところ

 

 

「…俺が社長だったなら…懲戒レベルとかかな?」

 

 

 

おいおいさっきまでの威勢はどうしたと言うのだ。

あまりに馬鹿すぎて話になんねえぜ!

「控えめに言って」とか脅し文句で俺を丸め込もうなんて甘いんだよ。

そして使うなら相手を褒めるときだけに使えってんだよ 。

 

大した怒りじゃ無いと判断し、余計に後回しにしたところ、

今度はストレートに、

しかも控えめに言って最低な言葉で罵ってきたので、

 

 

 

 

「さすがに控えぃ!!!」

思わず黄門様になった。

まあこれも一つの怒鳴りかもしれないが、黄門様の真似をしただけなのでノーカウント

 

結局彼から頼まれた仕事はテキトーに終わらせた。

 

昼休みになり、飯を食べていると彼が話しかけてきた。

 

 

「なあ…さっきはさすがに言いすぎたわ…なんつうか…その…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

控えめに言って、ごめん。

 

 

 

 

 

 

私はとうとう本気でブチ切れた。

 

 

 

謝罪くらいは控えめに言う事なく、誠意を示せ。